What is vacuum tray
真空成型トレーとは
What is vacuum tray
真空成型トレーとは
真空成型とは、加熱して軟化させたプラスチックシートを金型に押し付けて
シートと金型の間の空気を吸うことで真空に近い状態にし、シートと金型を密着させ、冷却硬化することで作り出す成型法です。
その際に、成型性や強度の向上、シワ防止のためにプラグを使用することもあります。
その後、抜き刃にて加工を行い真空成型トレーが完成します。
それでは、真空成型トレーに使用する設備や金型、材料などを紹介させていただきます。
●真空成型トレー製造の流れ
●成型機
連続成型機
What is mold of vacuum tray
真空成型トレー用金型とは
真空成型に用いる金型は、凹型、凸型があり、製品仕様、トレー形状に合わせ選定します。
真空成型用金型は、アルミや樹脂などで製造されます。
また、プラグは木材や樹脂などで製造されます。
金型(凹型/アルミ)
金型(凸型/アルミ)
プラグ(木材)
プラグ(樹脂)
<凹凸型それぞれのメリット>
凹型
■凸型に比べ製品納入数が増える
■トレーの全体強度が強い
凸型
■寸法精度が高い
Material of vacuum tray
真空成型トレーの材料
●材質
材料は主にPET、PS、PP、PVCを使用します。
■PETシート | :透明性、剛性が優れている |
---|---|
■PSシート | :成形性に優れている |
■PPシート |
:柔軟性があり、割れ、削れに強い |
■PVCシート | :透明性、成形性に優れている。 |
PET(透明)
PS(白)
PP(乳白)
PVC(透明)
●グレード
それぞれのグレードと表面抵抗値をご紹介致します。
■導電 | 106Ω以下 |
---|---|
■静電帯電防止 | 107Ω~109Ω |
■帯電防止 | 1010Ω~1012Ω |
表面抵抗値が低いほど、電気が流れやすくなり帯電しにくくなります。
つまり、適切な材料を選定することで、ゴミや静電気から製品を守ることができます。
●厚み
弊社では0.2~5.0tの成型ができ、厚みを変えることでも違う仕様のトレーができます。
※材料ごとに収縮率が異なります。
Merit and Demerit of vacuum tray
真空成型トレーのメリット・デメリット
- メリット
- ■射出成型に比べて、金型費が安い
- ■金型生産までのスピードが早い
- ■少量生産から大量生産まで対応可能
- ■試作費用が安い
- デメリット
- ■細かい精度が、射出成形に比べ出にくい
- ■トレーの肉厚が均等でない
- ■後加工(抜き)が必要
Price of vacuum tray
真空成型トレーの価格
・トレー単価:約25円~
・金型単価:約5万円~
(参考仕様)
A4サイズ/帯電防止/材料厚み0.5t
安い価格にて対応可能
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